Chie

Chie/画家

ちえ

独創的な画風は「光の画家」として評価を確立。深い安らぎをもたらす絵として脳科学者や医師からの支持が厚く学会でも何度か発表。イタリア現代美術ビエンナーレ、パリ、NY、スイス、スペイン、スウェーデン、メキシコなど国内外で個展多数。独特の感性で綴る文章には定評があり、PARCO出版、角川マガジンズ、東洋経済新報社、PHP研究所、フォー・ユー、マキノ出版、東邦出版、ヒカルランド、KADOKAWA、きれい・ねっと、ナチュラルスピリットなどから著書多数。また作曲を手がけメジャーデビューするなどマルチな才能を発揮。セカンドCD「Lumière」はAmazonランキング2部門で1位。その他、小さな個人的活動として被災地や、カンボジア、ベトナム、ミャンマーなどの孤児院や学校、病院などで絵を通した社会貢献を続けている。2020年には私財を投じて「ChieArt小学校」をカンボジアに設立。

公式HP https://www.chieart.net
公式FB ChieArtOfficial
公式instagram chieartofficial
公式YouTube ChieArt


メッセージ

ChieArt作品は筆を使わずに、すべて手で描いています。無心にひたすら描き続ける作業は、静寂のなかで行う「祈り」に似ています。

毎回、個展会場では鑑賞中に涙を流し「不思議と希望が湧く」「眺めていると安心する」と言う方の声をたくさん頂きます。噂を聞いて、深刻な病気の方も多く来られます。実際に、血圧が下がったり、失語症の方が話せるようになったり、がんが痕跡だけで消えたなど、不思議な話は数多くあり、医学学会でも「作品が及ぼす心身への影響」について何度か発表されてきました。これらはすべて絵が奇跡を起こしているのではなく、絵を眺めているうちに自分の深い意識のなかに化学反応のようなものが起き、それが結果、奇跡に繋がっているのだと私は感じています。

私たちはふだん思考のおしゃべりに主導権を握られながら、そのことに気づかずに過ごしています。思考に自己をコントロールされていると、自分が本当に感じていることから離れていってしまいます。心の声を読みとる感性のセンサーが、鈍くなってしまうからです。それを回避するには、暮らしのなかに一瞬でも静寂な時間を持ち、意識的に思考のおしゃべりをOFFにさせることはとても大切です。

静かに作品を眺めることは、作品の奥にある「内なる自己」を見つめて気持ちを立て直していく聖なる時間。それは誰でも簡単にできるアートセラピーです。大切な生活習慣のひとつとして、心身のメンテナンスに役立ててもらえることを心から願っています。