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愛でつながるとき

人は日々キャッチボールをしながら生きています。
品物であったり、真心であったり、言葉であったり。
それは生きてゆく中で、大切なコミュニケーションであるといえるでしょう。

誰もが贈られる側であり、また贈る側に立ちながら、出来るだけ純粋な心のこもった贈り物のやり取りをしたいと願っています。

形だけの付き合いは、もうしたくない。
心の通い合ったコミュニケーションを取りたい。

切実に願っているのに、うまく相手に贈れないあなたがいませんか?
本当は言いたいことがたくさんあるのに、飲み込んでしまうのはなぜでしょう。

人と違う意見を言ったために、孤立してしまった苦い経験がそうさせるのでしょうか。
違った解釈で受け取られたら…と心配しているのですね。
そして、いつしか誤解されたくないという強い思いから、表面的な社交辞令しか出せなくなってしまっている。

あなたは、自分の意見が周りにどう受け止められるかを、気にし過ぎているのです。

確かに、何でも「そうだよね」と相手に同調すれば、波風立つことは、まずないでしょう。
あなたが恐れている誤解を生むことも、輪の中から孤立する心配もありません。

そのかわり、あなたを取り巻くものは、薄っぺらな輪で繋がれている、体温の感じられない世界となるでしょう。

気持ちの入っていないボールを投げられても、ボールはただ返されるだけです。 そこには、“やり取りという行為”は生じていても、コミュニケーションは決して交わされてはいないのです。

逆に、相手のことを一生懸命に思って投げたボールは、強さ、距離を考えながら抛っているので、受け取る側も安心しても素直にキャッチできるのです。
また、そういうボールを受け取ったことのある経験者は、必ず自分も相手のことを思いながら投げるようになるものです。

それこそが、コミュニケーションなのです。

相手を思う前に、人にどう思われるか、自分の立場ばかりを気にしている人は、必ず人とは浅い関係しか結べません。

あなたが相手に伝えたいのは、あなたが本当に受け取りたいのは、心の通い合うコミュニケーションなのではないですか?

そうであるなら、どうか堂々と愛を込めて伝えてください。
その中に批判、中傷は含まずに、その人に立場を思って伝えてください。

弱さから来る上辺のやさしさに惑わされずに、あなたはあなたでしかできない精一杯の思いを込めて、伝える勇気を持ち続けてください。

そうやって温かな体温のある輪を、少しずつ繋げていきましょう。

Chie

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