東京大学名誉教授 医学博士

矢作直樹


眺めていると懐かしく至福感に包まれる

絵というストレートな表現法で私たちが光の存在であることを思い出すことの道をつけていらっしゃることに素晴らしさを感じます。

Chie様の、さまざまな絵が飾られた御部屋に入った瞬間に温かい静寂に包まれました。一つの絵を無心に眺めてみました。そこに描かれた光の中に引き込まれていきました。
リラックスして眺めているととても懐かしい感覚が湧いてきました。それは自分がこちらに来る前に過ごしたところ、そしてこれから帰っていくところの感覚でした。ただ自分の中に湧き上がってくる想念をやり過ごしながら観ている心地よさに浸っていました。
幾ばくかの時が過ぎたと気づいて我に返ったあとも至福感に包まれていました。ただ眺めることで得られた感覚をそのまま有り難く受け入れるだけで十分でした。
考えない時を過ごすありがたさを感じさせられます。

言葉は、三次元の勉強の大切なひとつだけあって疎通にはたいへん難しさを感じています。その点、絵は感性の素直な人には気付きを、感性のない人にもすくなくともネガティブな想念を起こさせないという意味で“悪いことの無い方法”だとあらためて感じます。

どうかこれからも光の絵で人々を照らし続けられることを心より願っています。